2026 AWS Summit Seoul、AIが主役だった

AWS Summit Seoul 2026は、韓国・ソウルで開催されたAmazon Web Servicesの年次クラウド・AIカンファレンスです。2026年は5月20日と21日の2日間にわたり、COEXで開催されました。

AWS Summitは、Amazon Web Servicesが世界各地で毎年開催している代表的なイベントです。

今年は150を超えるAI関連セッションやデモ、そして70以上の顧客事例が紹介されました。9つのトラックで150以上のセッションが同時進行し、昨年に続いてCOEXの1階から3階までのカンファレンスルームを使用する大規模なイベントとなりました。

Expoホールでは、AWSをはじめ多くのスポンサー企業が関連技術やソリューションを展示していました。

昨年のAWS Summit Seoulでは、「AWSも本格的にAIへ取り組み始めた」という印象を受けましたが、今年はAIが単なるテーマの一つではなく、イベント全体の中心に据えられていると感じました。

初日のテーマは 「Industry Day」 でした。

さまざまな企業がAWSのAIサービスを自社の製品や業務へどのように活用しているのかを知ることができました。

セッションは9つのトラックで同時に開催され、AIリーダーシップ、リテール・コマース、金融・フィンテック、SaaS・デジタルプラットフォーム、製造・ハイテク、フィジカルAI、通信・メディア・ゲーム、トラベル・ホスピタリティ、公共・ヘルスケアといった分野ごとに構成されていました。

AWSは、業務分析やワークフロー自動化を支援するAIサービスについても紹介しました。

また、AIエージェントを導入するためには、業務プロセスそのものもAI時代に合わせて変革する必要があることが強調されていました。

AWSは AI-Driven Development Lifecycle(AI-DLC) を紹介し、AI開発ツールを最大限に活用するためのAIネイティブな開発手法についても説明していました。

さらに、さまざまな業界の現場でAIを導入し、生産性や業務効率を向上させた事例も数多く紹介されました。

2日目のテーマは 「AI Day」 でした。

初日が業界ごとのAI活用事例を中心としていたのに対し、2日目はAI導入を実現するためのエンジニアリングに重点が置かれていました。

AI時代に求められる開発者のマインドセット、AI開発に最適な環境構築、AIを活用したビジネス実現、AIモデル開発、マネージドAIサービス、データ活用型AI、エージェント開発ツール、AIネイティブな開発手法、AIインフラ、セキュリティとガバナンス、そしてAIによるビジネス革新など、幅広いテーマが取り上げられました。

今年も会場は多くの業界関係者やエンジニアで大変な賑わいを見せていました。

今回のAWS Summitでは、AIはもはや一つのテーマではなく、イベント全体を貫く中心的な存在として感じられました。来年はどのような内容が紹介されるのか、今から楽しみです。

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